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- 働かざるもの食うべからずはおかしい!
- 働かない人間にも食料保証しろ!
- 働けって言うなら、ブラック企業減らせって話でしょ?
そういった憤りを感じている方も珍しくはないかもしれません。
最近は本当にブラックな会社も増えてきていますからね。
働かざるもの食うべからずはおかしい!なんて言いたくなる気持ちもわかります。
だったら労働基準法守れよ!見たいなことも言いたくなりますからね…。
そもそも最近はAI化自動化がものすごいスピードで進んできていますし、人類の生産性はここ10年だけでも何倍にもなっていると言われています。
「もう人間いらないんじゃないの?」なんて言う人も増えていますし、無理に働いても邪魔なだけな気が…。
ですがそんなこと言っても、普通は働かないと生きていけませんからね…。
この記事では、働かざるもの食うべからずはおかしい!と考えている人の人生戦略を解説します。
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「働かざるもの食うべからず」に拒否反応を示す人は多い!
「働かざるもの食うべからず」に拒否反応示す人は案外多いと思います。
特に最近は生産設備の能力も増強されすぎてしまって、生存に必要な衣食住の供給が増え過ぎていますからね…。
むしろ捨てるほど食料なんて有り余っています。
ツイッターなどのSNSを見てみても、
働かざる者食うべからず
はおかしい。
別に働いていなくてもそれなりに食えるべきだし
食えていてもそれなりに働くべきだ。— おふろ (@do_pl_fi_pr) February 10, 2023
「働かざる者食うべからず」は
おかしいこれは元々マルクス主義者の言葉で、文脈無視で流行り、残っただけ
その後の世界人権宣言に
真っ向から対立する生存権、社会福祉を否定する言葉であり、少なくとも現代の日本は、働かざる者も食える仕組みになっている
最もらしい大嘘に
気をつけよ— 王子慧照@Keisho 美を愛するだけの存在 (@keishoegami) June 3, 2021
「働かざる者食うべからず」はおかしい。ちゃんと食べられた人が働ける。住まいも同じ。仕事したから家に住めるのではなく家があるから働ける。
— ももきり (@yoko_n_s) July 18, 2020
RT 働くなと言われそれに従ったのに、働かざる者食うべからずはおかしいやろ💢
— yumiko💙💛 (@yumiko_kero) April 14, 2020
自分が以前から書いてる「世の中無駄なもので溢れてる」ってのは、今回の騒動で証明されてしまったんだよ。でも無駄=無くしていいわけじゃない。それが多いほど社会はその分豊かになる。それは素晴らしいことだ。だがそこに携わらないと生存できない、働かざる者食うべからずは、おかしいということ。
— ポン介 (@ume_pon) March 26, 2020
こういった意見が散見されますね。
というか別に食費だけの話であれば、一人なら普通はそんなにかからないですからね…。
そんなこといったら、税金や社会保険料下げろって話でしょう。
食費よりもそういった負担の方がはるかに多い人の方がたくさんいると思うんですが…。
働かざるもの食うべからずは資本家を批判するために生まれた言葉
だいたい、「働かざるもの食うべからず」て言葉は、資本家を批判する目的でロシアのレーニンが言いだした言葉ですからね。
働かない労働者に対して言ったわけではありません。
利潤や配当で、働かずに食ってる資本家に対して言われた言葉なんです。
けして働かない貧乏人は死ね!なんて言葉ではないのです。
ただ、働かないとお金を稼げないのも事実…
しかしそうは言いましても、働かないとお金を稼いでいくことができません。
つまり生活費がないので、生きていくことができないんですね。
生活保護を貰おうとしても、
- 「働かない人間が生きていけるのはおかしい!」
- 「若者なんだから働け!」
- 「ブラック企業とかなんとか言って、働かないことの言い訳にするな!」
- 「ニートは死ね!働かざるもの食うべからずだ!」
こんなふうに言われる傾向にあるのです…。
特に日本人は働き者が多いですからね。
働かない人間に対しては、許せない人が多いのです…。
現代人は食い過ぎ!食事量を減らすべき
というか、働かざるもの食うべからずとは言いますが、そんなに食べなくてもいいと思いますよ。
食事を減らせば食費も減りますからね。
特に一人暮らしだったら、月1万円とか1万5千円ぐらいで、食費は事足りる人も多いですからね。
そのぐらいであれば、月に1日2日働けば全然食べていくことができます。
というか今はむしろ、働くもの食いまくりで、
- 血糖値あがりすぎで糖尿病
- 食い過ぎでメタボ
- 腎臓やって人工透析
- 飲み過ぎで肝硬変
こんなんなってるんですから世話ないですよ。
現代人は明らかに食い過ぎです。
むしろ食事減らしたほうが良いです。
働かざるもの食うべからずはおかしい!と思ってあまり働きたくないのであれば、
食費を減らしてあまり働かずに済むようにしましょう。
最低限食べるものさえ何とかなれば生きていけますからね。
デフレの時代、衣食住や食費なんて大してかからない
というか、今はデフレの時代ですからね。
ほかの国は景気回復して経済成長率も伸びてきていますが、日本だけ1人負けの状態でデフレが続いています…。
つまり、働かざるもの食うべからずとは言いましても、ちょっと働けば食っていけるようになってきてるんですよ。
昔はどうだったか知りませんが、今は食料品なんて捨てるほどありますからね。
むしろ需要が少なくて、捨てるほど作っていますから。
よくニートの人とかに「働かざるもの食うべからずだ!」とか批判されますが…。
最近は単発バイトとかネットでも稼げるようになってきてますから、月1万円とか2万円ぐらいは稼いでるニートの方は多いですよ。
自分の食費だけであればそうやって稼いでる人が多いので、あんまり時代にも則さなくなってきていると思うんですが…。
着るものに関しては最近はゴミほどありますし、ヤフオクでキロいくらで売られていたりしますからね…。
Twitterとかで「古着ください!」とか言えば、多分誰かタダでくれますよ。
古着ではないですが、私もそういう寄付やカンパは何度かやったことありますし。
住むところに関しても、最近は空き家が急増してきていますし。
特に地方なんて買い手もなかなかつかないので、相続させられた実家を持て余し「タダでもいらない!」なんて状況になってる人たくさんいますよ。
地方のボロ物件であれば、管理費込みでも月2万円を切る賃貸アパートなんてのもザラにあります。
デフレのせいで、衣食住にはあまりお金が掛からなくなってきているんですね。
働かざるもの食うべからずというか、ちょっと働けば食っていける…という風に変わってきつつあると思います。
というかもはや今の時代は供給過剰なので、生きていくのに必要なモノやサービスに、以前ほどの価値はほとんどありません。
出費を極限まで下げ、サイレントテロを心がける
しかしそうは言いましても、働かざるもの食うべからず!と考える日本人は多いです。
そうやって働いているだけで、生産性の低い社会人がどれだけ多いことか…。
正直働かないほうが世の中のためになるような無能な方も多いと思うんですが…。
ですがやはり、あまり働かない人に対しての風当たりは強い傾向にあります。
そこまで働かずに生きていきたいのであれば、出費を極限まで下げましょう。
そしてサイレントテロを心がけるといいかもしれません。
具体的には、
- 食事をできるだけ減らし、食費を減らす
- 実家や、ボロい格安賃貸アパートなどに住む
- 結婚はしないか、しても子供は作らない
- スマホは通信料の安い格安SIMで
- 車は持たないで、できれば電車と徒歩で移動する
- 無駄な保険は無意味なので組まない
- とにかく無駄な消費活動は一切しない
こういったふうに、サイレントテロを心がけていくといいでしょう。
こんな感じで消費を極限まで切り詰めれば、月10万円以下で暮らしている独身者というのは結構ざらにいます。
そのぐらいであれば、さほど働かなくても生きていけますからね。
働かざるもの食うべからず!なんて言っておかしいことを言ってくる社会に、ノーを突きつけることができるのです。
比較的楽して働ける会社を探すのも手
働かざるもの食うべからずはおかしい!なんていう人は、働くことが嫌いな人が多いと思います。
そしてそういった人は、ブラック企業にこき使われていた人が多いのではないでしょうか?
ブラック企業に使い潰されてしまった人は、働くことがトラウマレベルで苦手になってしまったりしますからね…。
ですが幸い最近は転職も一般的になってきていますし、昔に比べて正社員の仕事も多い傾向にあります。
そもそも労働人口が減ってきていますので、比較的労働環境の良い会社にも入りやすくなってきているんですね。
なので比較的楽して働ける会社を探すというのも手段の1つです。
一日でも若い方が良い会社に行ける可能性がありますので、早めに動いておくと良いでしょう。
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というか、日本は食品廃棄量が世界でもトップクラスなので…
働かざるもの食うべからずとは言いましても、我が国はとても恵まれた国です。
日本では食品の廃棄量が世界でもトップクラス!なのです。
日本では、まだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」は523万トン(※)。
これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料支援量(2021年で年間約440万トン)の1.2倍に相当します。
働かざるもの食うべからず!とは言いましても、働かない人にもただで食べたもらったほうがいいくらいなのです。
廃棄のために、わざわざお金払って捨てているんですからね。
これほんとに頭悪いと思うんですが、働かない人とかにもそういった食品を配布する仕組みがあればいいなと思うんですが…。
海外だとフードバンクとかそういった制度もあるんですが、日本だとまだまだ少ないです。
わが国では、ホームレスが廃棄の食品を漁らないように、わざわざ廃棄した食品に水をかけたりとか、余計な労力やコストをかけていたりしますからね。
働かざるもの食うべからず!なんて言ってるから、余計なコストもかかってるんですよ。
今はもう明らかに豊かな時代なんですから、別に働かない人にも食べ物ぐらい与えてあげてもいいと思うんですけどね。
捨てるほどあるんですから。
というか正直、食い物屋とかも多すぎる気がしますからね…。
食品産業は、かなり無駄に働いているような気もしますね…。
その結果糖尿病やメタボなどの生活習慣病も増えてるんだから、むしろ害悪だと思います。
まとめ
確かに、働かざるもの食うべからずはおかしい!という考えになってしまうのも頷けます。
今の世の中、食べ物なんて大してお金をかけずに手に入れることができますからね。
むしろ捨てるほど、この国は食糧輸入や生産しているくらいですから。
我が国の食料自給率は低いと言われていますが、米をもっと食べるようになれば、劇的に改善する…なんてことも言われていますし。
捨てたりしてる食料は、働かない人にもただで持ってかせりゃいいと思いますけどね…。
「働かずただで手に入るようになると、売れなくなる!」とか言って批判されますが、それはこの社会の仕組みそのものに問題があるのでは…。
最近は資本主義も限界を迎えていると言われていますからね。
まぁしかし、まだまだ人々の意識が追いついていないのは事実です。
あまり働くなくても食っていける、生きていける時代なのですが、我が国は真面目な人が多いので働かない人は批判されます。
幸い今は仕事は多いので、比較的楽な仕事探す方向で考えた方がいいのではないでしょうか?