- 理不尽すぎて仕事やめたい…
- 人手不足で仕事量が多すぎる…今すぐやめたい…
- 人間関係がキツくて毎日きつい…
今のご時世、そんな悩みをお持ちの方は多いかもしれません。
特に最近は深刻な人手不足に陥っている企業が増えているため、1人当たりの業務量と責任も増大している傾向にあります。
長く働き続けたいと考えていても、きつすぎてついていけなくなるケースも少なくありません。
給料が高い会社であれば良いですが、頑張っても給料が上がらない、もともとの給料が低い会社ですと、しがみつく理由があるのか疑問に思えてきます。
結果的に「仕事を辞めたい!」と考えてしまう方が多いんですね。
ですが、我々には職業選択の自由が保障されています。
今の仕事を辞めるのは自由であり、どんな人生を選んでも構わないのです。
このページでは仕事を辞めたいと思っている方が、これから選べる人生の選択肢をまとめてみました。
在職中に次の仕事を探す
仕事を辞めたら、また何か新しい仕事を探さないといけません。
多額の貯金がある方であればしばらくゆっくりすることも可能かもしれませんが、それにしたって空白期間が空いてしまいます。
結局は今の仕事を辞めても、すぐに次の仕事を探さなくてはいけません。
仕事を辞めてしまうと無職になってしまうため、転職市場価値が下がってしまうケースが多いです。
在職中に次を見つけられるに越したことはありません。
転職サイトで探す
比較的良い求人を探せる可能性が高いのが、転職サイトで仕事を探す方法です。
求人掲載にお金がかかるため、質の低い求人が少ない傾向にあるのがポイントです。
転職となるとまず大手転職サイトを使うのが定石であり、転職の入り口ともいえます。
「仕事を辞めて転職したい!」と考えたら、まず転職サイトに登録してみるとよいでしょう。
実際に私が転職の際に使っていた転職サイトをご紹介します。
MIIDAS(ミイダス)
あなたの転職市場価値を診断してくれるアプリ。
登録するだけでもオファーがくるため、待ちの転職活動ができるので気楽です。
「なんとなく転職したいな…」程度の方は、情報収集がてら登録してみると良いかもしれません。
⇒あなたの転職市場価値や向いてる仕事は?無料のコンピテンシー診断なら【ミイダス】
LIBZ(リブズ)
フレックスやリモートワークなど、新しい働き方に取り組む企業の求人を扱っている転職サイト。
「家で働けたらなぁ」という夢を持っている人にお勧めの転職サイトです。
⇒リモートワーク求人多数!新しい働き方を提案する転職サイト【LIBZ】
どんな仕事をしたらいいか分からないならキャリアコンサルタントに相談してみるのも手
最近は生産年齢人口の減少により、以前よりも転職はかなりしやすくなってきました。
しかし選択肢が多いと「どんな仕事をしたらいいかわからない」「どう働くべきか」という悩みが出てくる傾向にあります。
漠然と今の仕事に不満を持ちながら、動き出せずに惰性で働いてしまっている人が多いです。
どんな仕事をしたらいいか分からない方は、キャリアコンサルタントに相談してパーソナルトレーニングを受けてみると良いでしょう。
最近は求人や仕事の数自体は増えましたが、具体的に何の仕事をしたらいいのか?やりたい仕事に就くためにはどうしたらいいのか?というサポートをしてくれるサービスはあまりありませんでした。
こちらのサービスであれば、どういった人生を歩みたいのか?からゼロベースで相談でき、目指す仕事の洗い出しから手段、果たして転職すべきなのか?も相談できます。
どんな仕事に就いてどんな人生を歩んでいきたいかが分かれば、迷いなく行動できるようになりますので、まずは相談してみるのも良いかもしれません。
コネを使って転職先を探すのも手段の一つ
仕事探しで根強い人気があるのが、コネを使って仕事を探す方法です。
貴方に経営者の知り合いがいたり、求人募集している会社に勤めている知り合いがいるのであれば、
そのコネを使って通常より高い確率で採用される可能性があります。
人材を広く募集してよくわからない人物を採用するよりも、組織内部者の身内を採用したほうが安全ですからね。
ただ、そもそもそんなコネがないとどうしようもありませんが…。
誰しも多少なりとも人脈くらいはあるものですが、転職に直結するほどの人脈となると、持っている人は限られます。
あと地味に痛いのが、入社してから合わない会社だと思っても、コネ入社なので辞めにくいというデメリットもあります。

「あの人はコネ入社だから」なんて陰口を叩かれたりする可能性も捨てきれません。
人を選ぶ手段だと思います。
次は決まっていないが強引に辞める
既に「仕事を辞めたい!」と考えている時点で、もう一刻も早く今の会社と縁を切りたいと思っている方も多いのではないでしょうか?
直ちに仕事を辞めたい方の場合、次の仕事が決まっていないのに強引に辞める、という手段を取る方も珍しくありません。
ですが私もやったことがあるのでわかりますが、あまりお勧めできる方法ではありません。
思いのほか転職活動が長期化した場合、空白期間が長くなってしまい企業からの見る目が厳しくなる可能性が高いです。
⇒【次のアテなし】仕事辞めてから転職活動すると不利?8つの注意点
しばらく失業保険で暮らすのも手段の一つ
しかし2020年10月からは自己都合退職の待期期間が2ヶ月に短縮されたため、以前よりは有利に失業保険が貰いやすくなってきました。
退職前6か月で、残業時間が45時間以上の月が3か月以上ある場合は会社都合退職が認められる可能性もあります。
まぁ失業保険の金額は概ね前職の給料の6割くらいなので、生活できるかどうかはよく考えておく必要があります。
職業訓練と併用してみる手も
新しいスキルや資格を身に付けたい!という方であれば、職業訓練も選択肢に入ります。
条件を満たせば訓練期間中は失業保険が延長できる可能性があるため、職業訓練に専念できます。
雇用保険をかけていなかった方でも、条件を満たせば月10万円の職業訓練受講給付金が貰える可能性があります。
私も一時期職業訓練を受けたことがありますが、その後正社員として就職できたので、興味がある方は検討してみるのも良いかもしれません。
職業支援・給付金などについて知る|ハロトレ特設サイト|厚生労働省
副業してでも貯金しておくのも手段の一つ
失業保険を貰いながら仕事を探す場合、ある程度貯金を増やしておいたほうがいいかもしれません。
仕事を辞めると住民税の請求なども来るため、ある程度貯金がないと対応できなくなってしまいます。
幸い最近は副業に寛容な会社も増えてきているため、副業をしてでも貯金を確保していくのも手段の一つです。
とりあえず、最低2ヶ月は生活できる貯金が欲しいですね。
自己都合退職でも、原則2ヶ月経てば失業保険が出るので。
とりあえずは2ヶ月分以上の生活費を貯めることを目標にしましょう。
転職活動は今からはじめておいたほうが良い
「辞めるまで転職活動しない!」となるとスタートダッシュが遅くなり、辞めてからの転職活動が長期化してしまいます。
一番転職市場価値が高いのが在職中なので、できれば辞意を伝えて有給消化中に見つけるべきです。
まだ転職活動を始めていないのであれば、転職サイトに登録して求人のチェックをはじめるか、転職エージェントに登録して仕事探しをはじめるべきです。
退職後でもそれほど期間が空かないのであればまだいいのですが、何ヶ月も空いてしまうとどんどん不利になってきます。
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独立を目指すのも手段の一つ
あとは仕事を辞めて、独立を目指す方もいらっしゃいます。
やはり会社員に向いていない方もいらっしゃいますし、独立をしたいと考えている方も珍しくありません。
「独立か会社員か?」で悩んだ経験がある方も多いのではないでしょうか?
昔であれば「銀行からお金を借りて背水の陣で起業!」なんて手段しかありませんでしたが、最近はネットの発達によって元手ゼロで独立しやすくなってきています。
そもそも在宅ワークやテレワークの普及で、リモートで仕事を受注する…という働き方が増えてきているため、会社員とフリーランスの境目もあいまいになってきています。
個人でも仕事を受注できるクラウドソーシングサイトが増えてきたり、それらの知識を学べるサービスも増えてきていますので、検討してみるのも良いかもしれません。
⇒月30万以上稼いで独立も可能!在宅ワークなら【クラウドワークス】
⇒副業で月10万円稼ぐ!在宅ワーク通信講座でフリーランスを目指そう【たのまな】
ITエンジニアは比較的独立しやすい
もし独立を目指すのであれば、「何の仕事で独立するか?」が極めて重要です。
業種選びによって、ほぼ利益率も必要経費も成功確率も、決まってきてしまうからです。
比較的独立がしやすいのは、IT業界のエンジニアですね。
自分の知識と技術が資本になるため、経費がほぼかかりません。
最悪の場合売り上げがゼロになるだけで、借金を負うことはまずありません。
数年程度の業界経験でも、独立してフリーで仕事を請けている方は多いです。
エンジニアは単価が高いので、フリーだと月収100万円近く行く方も多いです。
特に最近はITエンジニアは人手不足なので、需要が極めて多い傾向にあります。
30代程度と比較的若い方であれば、未経験の方でも採用されやすい傾向にあります。
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海外転職を考えるのも手段の一つ
日本はバブル崩壊以降経済低迷が続いており、30年間給料が上がっていません。
その間も他の国は経済発展を続けて給料が上がっているため、最近は海外で仕事探しをする人も増えてきました。
もっと稼げるようになりたい!という方は、いっそ海外転職を目指すのも手段の一つです。
ITエンジニアは比較的海外転職しやすい
海外に移住するにしても、やはり移住先で仕事をする必要が出てきます。
大抵は資産が一定以上ないと永住権が取れなかったりしますし、何かしら高度な専門職に就いている人であれば、ビザや永住権が取りやすい場合が多いです。
この場合でも、ITエンジニアは比較的海外にも転職しやすい傾向にあります。
英語や現地の言葉のレベルが足りなくても、プログラミング言語なら世界共通語ですからね。
会社によってはほぼ完全リモートワークで業務を行っているケースもあり、ネット環境さえあれば全世界どこにいても働ける可能性もあります。
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あとは30歳くらいまでならばワーキングホリデービザが取得できるので、単純労働でも他国で働きやすい傾向にあります。
特に人手不足が深刻なアメリカでは、マクドナルドの時給が2000~3000円くらいまで高騰してきているようです。
このまま働き続けるのも手段の一つ
或いは、諦めてこのまま今の会社で働き続けるのもいいと思います。
転職を失敗して後悔している方も珍しくありませんし、「何もしない」というのも立派な戦略の一つです。
幸い手慣れた仕事でしょうから、あまり苦も無くこなしていけると思います。
何も悪いことではありません。
日本はまだまだ年功序列の企業が多いため、勤続年数が多い社員ほど年収も高い傾向にあります。
「日本の平均年収は400万円台!」なんて言われていますが、その人たちの平均年齢は40代、平均勤続年数は10年以上です。
勤続年数が少ないほど年収が低い傾向にあるのも事実なので、下手に転職をするよりもそのまま働き続けるのも手段の一つです。
ただ、給料が上がらない会社だと何年経っても全く上がらないことも多いので、総合的に判断していく必要があります。
まとめ
仕事を辞めたい貴方が選べる選択肢をまとめると、
- 在職中に次の仕事を探す
- 次は決まっていないが強引に辞めてから考える
- 辞めてしばらくゆっくりする
- 独立を目指す
- 海外転職をして国外脱出を目指す
- 諦めてこのまま働き続ける
どの選択肢を選んでも後悔はあるかもしれません。
ですがどの道を選ぶにしても、早いほうがいいかもしれません。
歳をとってしまうと転職は厳しくなり、良い会社にはなかなか入れなくなってしまいます。
まぁそうは言っても最近は深刻な人手不足に陥っている会社が多いですし、我々転職希望者にとってはありがたい世の中になってきました。
帝国データバンクの2023年4月の調査によると、51.4%の企業が「正社員が足りていない!」と回答しており、最も高い旅館ホテル業では75.5%と深刻な人手不足が続いています。
最近は人生100年時代とも言われていますし、定年後の高齢者でもシニア派遣などで嘱託の仕事くらいは見つかりやすくなってきていますからね。
少子高齢化によって人材が貴重になってきているため、選ばなければこれからも仕事に困る可能性は低いでしょう。
まぁそうは言っても、若いほうが良い会社に行きやすいのは事実です。
一日でも若いほうが良い会社に行ける可能性がありますので、転職したいのであれば早めに動いておくと良いでしょう。