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- うつ病で退職したけど社会復帰したい!
- 働くのがちょっと怖いけど社会復帰したい!
- でもこんな自分で社会復帰なんてできるのか…?
とお悩みの、うつ病から社会復帰したいと考えている方のためのページです。
近年うつ病の患者が急増していますので、あなたのような方はたくさんいると思います。
ようやく回復してきたので、そろそろ働かなければ!と思っているのだと思います。
しかしそうは言っても、口で言うほど簡単ではないのも事実。
なんとかうつ病から社会復帰するための方法を解説します。
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まず社会復帰の意欲を持っている自分を褒める
まずは、社会復帰しようとしている自分自身を褒めましょう。
こういうところから自信を育むことが大切です。
そのままニートになってしまい引きこもりになり、社会復帰が絶望的になってしまう方も多いです。
そんな中うつ病で辛いのにも関わらず、社会復帰を考えているあなたはとても強い人なのだと思います。
うつ病は、生きている間に10人に1人はかかると言われています。
転んでしまった場合に、立ち直れるかどうか?でその人の真価が問われます。
今何とか働けている人でも、うつ病になってしまったらあなたのように社会復帰の意欲を保てるかどうかはわかりませんし。
あなたはしっかりした強い人です。
その部分はちゃんと自分で自分を褒めてあげてください。
自信を持ちましょう。
バイトから社会復帰
あなたは結構ブランクがある方なのかもしれません。
そうなりますと、いきなり正社員の仕事を探して仮に受かったとしても、長続きしないかもしれません。
ブランクが空いちゃうと体力が落ちています。
最初はバイト程度から始めた方がいいかもしれません。
30歳超えてたり中高年の方ですと、「この歳でバイトなんてみっともない」なんて考えてしまう人も多いですが…。
うつ病の社会復帰で、バイトから始めている人は結構います。
世間がなんと思おうが、そうやって段階を追ってステップアップして行った方が確実です。
早く正社員として社会復帰したいと焦る気持ちは分かりますが。
あまり焦ってもいいことはありません。
プレッシャーを感じるとまたうつ病が再発してしまう可能性もありますので。
気長に行きましょう。
むしろ、それが一番の近道だったりします。
難しく考えず気に入った仕事を受ける
ただそうは言いましても、会社なんて入ってみないと分かりませんから。
たまたま受けた会社が、実は結構働きやすい会社で長続きした何ていう可能性もあります。
特に難しいことは考えずに、目に着いた、気に入った仕事を受けていくのもいいと思います。
ダメならダメでまだ探せばいいだけの話です。
まー、仕事探しなんて難しく考えずに、どんどん受けて行った方がいいですが。
続くかどうかも運次第です。
在宅ワークから始める
うつ病で、働くことに不安があるのであれば、
在宅ワークから始めるという手もあります。
最近は、クラウドソーシングサービスが普及してきています。
ネットとパソコンさえあれば、在宅ワークを始められる環境が整っています。
やりにくいですがスマホからでもできます。
そのままフリーランスとして独立している方も増えてきています。
外に働きに出るよりは、こっちの道に行くのもアリです。
最初は思うように稼げないかもしれませんが、最初からうまくできる人なんていません。
こちらも気長にやった方がいいでしょうね。
就労支援施設を利用する
引きこもりの人や障害を抱えている人を、社会復帰を支援してくれる制度があります。
こういった施設に通えば、履歴書の書き方や面接の仕方など、色々な就労支援をしてくれます。
詳しくはハローワークに聞けば教えてもらいます。
うつ病でブランクがある方は、会社のような集団生活の感覚を無くしてしまっている方もいます。
リハビリがてらそういった施設に通ってみるのもいいかもしれませんね。
いきなり働き始めたら、「自分の能力はこんなにも落ちているのか」と自分の能力の落ち込み具合に愕然としてしまう可能性もありますから。
若者サポートステーションに相談に行く
引きこもりやニートの形の就労を支援してくれる施設です。
広い意味で働くことに不安を覚えている若者の相談に乗ってくれます。
概ね30代くらいまでの形であれば対象者になります。
別に厳密に年齢制限してるわけでもありませんので、アラフォーくらいでも問題ないと思います。
何でも相談に乗ってくれます。
ひとりで悩んでいるよりは、こういった施設を利用して相談員の方に相談したほうがいいと思います。
給料が安くてもゆっくり働ける職場を探す
一度うつ病で退職まで行った人というのは、またふとした拍子で再発してしまう可能性もあります。
あまり無理な働き方は長続きしないと考えた方が良いでしょう。
それならば、給料が安かろうが、ゆっくり働ける職場を探した方がいいと思います。
手取り15万以下の給料だとしても、ゆっくり働けるのであればその方が良いかもしれません。
仮に待遇のいい会社に入れたところで長続きしなければ意味がありませんからね。
そうしたらまた無職期間ができてしまい収入が入らない期間ができてしまいます。
それであれば給料が安くても長続きして毎月給料が入ってくる職場の方がいいです。
最初からうまくいくわけないと開き直る
うつ病からの社会復帰なんてみんな苦戦してるんです。
最初からうまくいくわけがないと開き直りましょう。
でないと、なかなか上手くいかずに挫折してしまう可能性もあります。
大体、何のトラブルもなく生きている人なんていませんよ。
精神疾患を持っていない方でも、体調を崩してすぐに辞めてしまう方もいらっしゃいますし。
逆に何回目かのチャレンジで、「仕事がこなせたらラッキー」ぐらいに考えておいた方がいいです。
諦めなければなんとかなります。
再就職支援センターを利用する
世の中には再就職を支援するために毎日通うことが出来る施設があります。
『リワーク』と言う再就職支援センターがそれです。
結構、全国各所にこういった施設がありますので、検索して探してみてください。
簡単な事務作業用パソコン業務やグループ作業などを通して、集団生活に慣れたり社会復帰の準備をすることができます。
午前2時間だけとか、午後ちょっといくとかだけでも構わないようです。
同じような病気で悩んでいる方がたくさんいますので気が楽になると思います。
職業訓練校に通う
うつの状態が比較的落ち着いているのであれば、職業訓練校に通うという手もあります。
短いものは3ヶ月、長いものは1年以上のものもあります。
職業訓練を受ければ失業給付の期間が延長されたり、条件を満たせば生活支援給付金と言うお金が毎月支給されます。
月10万円ぐらいですが。
こちらも主に失業者の方しかいませんので、割と気が楽だと思います。
そういった仲間を作りつつ一緒に再就職を目指すことができます。
職業支援・給付金などについて知る|ハロトレ特設サイト|厚生労働省
まとめ
うつ病に寛容な会社はまだまだ少ないです。
なので再就職活動をしていくにしても、うつ病だったことはできるだけ伏せた方がいいかもしれませんね。
数少ないうつ病に寛容な会社を探すのも良いのですが、数自体はかなり少ないと思います。
「空白期間はフリーターしてました」とでも言うしかないでしょうね…。
まあそれでも、最近は人手不足の会社も多いですし、選ばなければどこかしら仕事は見つかると思いますよ。
幸い今は有効求人倍率も高く、仕事はかなり見つかりやすくなってきていますし。
仕事が多い今のうちに、動いておいた方が良いかもしれません。