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- 最近、「人工知能に仕事が奪われる」とか言われてて不安!
- 今の仕事をしていていいんだろうか?
- 10年後に仕事がなくなるなんてイヤだ!
とお考えの、人工知能に仕事を奪われたくないと考えている方のためのページです。
最近のロボット、人工知能の技術の延びは凄いですね。
人工知能がこんな凄いことをした!というニュースを見る度に、我々人間がそれほど大した存在ではないのではないか?という気がしてきます…。
人間にしかできないと思われていた仕事を、機械に代替させられるわけですからね。
ですが、仕事を人工知能に奪われてしまったら、食いはぐれてしまいます。
どんな仕事なら 食いはぐれずに残りやすいのでしょうか?
コンピュータ上で再現できるような仕事は真っ先に代替される
一番真っ先に人工知能に仕事が奪われそうなのは、コンピュータ上でデータを加工する仕事などでしょう。
パソコンを使うホワイトカラーの仕事は、かなりの部分これに当てはまってしまう可能性が高いです。
- ウェブデザイン
- プログラマー
- 会計士、税理士
- ライター、編集者
- イラストレーター
- 事務、経理職
などなど。
納品物がデータの仕事だと、コンピュータ上で人工知能が仕事をやってくれるようになる可能性は高いと思います。
既に人工知能が絵を描いたり、塗り絵をしたり、プログラミングをしたり、文章を書いたりってのはかなりのレベルで実現されてますので。
……なんて言うと本職の方が「は?まだまだ自動化なんて実用レベルには遠いぞ!」なんて言い出しそうですけど。
今はまだ無理でも、このペースだと10年後20年後とかは相当進むと思います。
楽観視してると、いつの間にか仕事を奪われるかもしれませんね…。
こんなのイノベーションが行ったら、状況なんて一瞬で変わりますし。
膨大な知識や経験などが必要な仕事も、代替されやすい
最近は、医者や弁護士のような高度と思われていた仕事さえ、人工知能に代替されると言われています。
医者は病気、症例、対応策、人間の体の構造、最新の治療法、薬物の知識等々を勉強しなければなれません。
弁護士も、六法全書を暗記したり、膨大な過去の裁判の判例を把握しておかなくてはいけません。
医者や弁護士のような知識が必要な仕事は、人間がなるにはかなりの時間が必要です。
ですが、そんなのはコンピュータの最も得意とする分野です。
つまりはデータベースからそれらの情報を引っ張ってくればそれで事足りますので、別に人間が頑張って暗記しなくてもいいんです。
これはもうみんな自然に使ってると思いますが、グーグルやヤフーのような検索エンジンもデータベースですので、もう一般に浸透してます。
実際、最近IBMの開発した人工知能「ワトソン」が、白血病を見抜いて患者を救った…みたいなニュースがありましたよね。
人工知能を使った方が病気の診断で誤診が少ないみたいですし。
セカンドオピニオンが必要なんて言われてるのはヤブ医者があまりに多いからで、人工知能なら均質に高品質な診断が受けられます。
現状、医師免許さえとっときゃ質の低い医者でも仕事に困りませんし、「先生!先生!」なんて尊敬してもらえますが、これからはそうはいきません。
アメリカでは弁護士の仕事も、一部人工知能で代替されてきてるようです。
一昔前なら子供に「医者めざせ!」とか「弁護士になれ!」とかわかりやすい勝ち組の指標をあたえれば良かったですが、これからはそうもいかないのです。
単純過ぎる仕事も代替されやすい
これも真っ先に代替されると思いますが、単純すぎる仕事も人工知能に代替されやすいです。
一番に思い浮かべるのは、工場のラインなどですね。
これはもう大分前から自動化されていますし、一番馴染み深いロボットかもしれません。
今は、大手の工場なんてメインの部分はほとんど自動化されており、人間はそこから漏れた部分、自動化しにくい部分を担当してるだけです。
だから派遣やパートでも十分こなせますし、 少ない正社員は非正規社員のリーダー的ポジションを任されます。
あとは、最近はコンビニやスーパーのレジも自動化されてきてますよね。
これは単純にコストや防犯上の問題だけで、人を大幅に削減しようと思えばもうできると思います。
最近あったローソンの自動レジでは、袋詰めまで自動でやってましたし。
最近はアマゾンも無人レジの店舗をオープンさせてましたよね。
単純な仕事というのは、決まった反復動作をするだけの仕事と言い換えることもできますので、そんなの人工知能が本領を発揮するまでもなく代替されます。
工場や店舗のような決まった環境で動作する人工知能であれば、技術的にはさほど苦もなく導入できます。
ただ、問題はコストで、機械導入するよりも人を使った方が安かったりするんですが…。
だからこそ、人工知能に仕事が奪われなかったとしても、給料があがる見込みはまずないでしょう。
多分それは誰でもできる仕事なので、人件費の高い日本人にやらせるより、中国人留学生にでもやらせたほうが安上がりです。
変化を受け入れれば、すぐにでもかなりの部分が代替できる可能性も

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或いはそもそも、我々一人一人が変化やそれによって起こる不便さを受け入れれば、すぐにでもこれらの仕事はかなりの部分機械によって代替される可能性はあります。
それといいますのも、世の中には無駄な仕事や、別になくてもいい仕事、既に人間がやらなくてもいいような仕事も多いからです。
コンビニやスーパーだって、もっとサービスを減らして限られた物を売るだけならば、自動販売機で既に対応できます。
でかい工場とか職場には、主に夜勤者用に食品自販機やカップラーメンの自販機などがあって、それで食欲は満たされているわけですからね。
今はレトロ扱いされて絶滅危惧種になりましたが、うどんやラーメン、ハンバーガーなどが調理されて出てくる自動販売機もありましたし。
あんまり美味しくなかったり、メンテナンスが多少面倒だったりして廃れていきましたが…。
24時間営業の店も必要ないと言えば必要ないでしょうし、社会がもっとペースを落とせば、製造業などでもそんなに急いで商品を製造する必要もなく、人員は減らせるでしょう。
今あなたがやってる仕事、あなたの周りの人がやってる仕事は、本当に世の中に必要ですか?
別になくてもないなりに、仕事の進め方を変えれば問題なく業務は回るんじゃないですか?
無駄が無駄を呼び、余計な仕事が多いのが今の世の中だと思います。
ロボットを作る側に回るしかないかも?
といっても、ロボットを製造したり、メンテナンスするような仕事は最後まで残る気がします。
それすらロボットがやるようになるからやばいって言われてるんですが、最後まで残る可能性があるとしたらこれでしょう。
特に、メンテナンスについては様々な環境で色々なロボットが使われるだろうことを考えると、仕事はたくさんありそうな気がします。
人工知能やロボットは、同じ環境ならば同じように動作しますが、データにないイレギュラーな環境だと適応しにくく、故障の原因にもなります。
まあ、エンジニアになるしかないじゃないでしょうか?
開発よりは、製造、メンテナンスなどの保守運用を覚えた方が仕事は多い気がします。
ただ、やはりこれすらもすぐにロボットが代替する可能性が高いですので、何とも言えません。
遊びが仕事になる?
最近よく言われてますが、これからはつまらない単純な仕事はどんどん機械に代替されていくでしょう。
ですが、人を楽しませるとか、遊びの分野に関しては、最後まで残りそうな気がします。
結局社会っていっても人で成り立ってますし、仕事がなくなった人たちが何をするかと言えば、遊びなどのレジャーです。
よくユーチューバーなどが「好きなことで生きていく」とか言って批判されてますが、将来的にはああいう仕事しか残らないんじゃないですかね?
批判してる人たちは「俺たちはまっとうな仕事をしている!」っていい子ぶってるんでしょうが、彼らがしてるような真っ当でつまらない仕事はどんどん機械が奪っていきますので、そういうこと言ってる遊べない無能は世の中に不要です。
もっと、柔軟に考えていく必要があると思います。
まあ、おもしろいことしてたり楽しいことしてれば、広告価値が生まれたり金持ちも寄ってきたりするので、生きやすいかもしれません。
まとめ
時間の問題で、遅かれ早かれたいていの仕事は機械によって代替されると思います。
ですが、それが普及するまでには時間がかかると思います、たぶん。
こういうのって、爆発的に画期的な商品が発売されると一気に普及したりするんで、確かなことは言えない気がします。
ある日ドラえもんみたいな汎用的なロボットが発売されて、社会現象を巻き起こすくらいの、ファミコンブームやパソコンブームくらいの広がりを見せれば、一気に普及するかもしれませんし。
そうなると製造コストも下がり、似たような改良版のロボットも安価で製造され普及していきます。
ある程度諦めて、今を生きるようにしたほうがいいかもしれません。